甘い話が多い!無職でもカードローンは本当に利用できるの?
無職のカードローンは、無収入のカードローン審査ではないので注意してください。
こちらを知らないばかりに、カードローン審査に申し込むことそのものが億劫という人もいます。ですが今では、専業主婦カードローンもありますし、無職でもカードローン、クレジットカードを所有している人は多くいます。
記事内では、そんな無職、無収入で悩んでいる人向けのアドバイスをまとめてみました。
無職のカードローン!収入状況によっては借りられることもある
具体的には、以下の条件を1つでも満たせるような人は、カードローン審査が可能となります。
- 株式投資で毎月50万円以上の収入がある
- 働いてはいないが家賃収入がある
- クラウドソーシングサービスで収入を得ている
- アフィリエイト報酬を得ている
カードローン審査の審査内容ですが、主に利用者の安全性、そして、安定した返済を行っている履歴があるかをチェックしています。
利用者の安全性とは、収入を得ているだけでなく、収入が継続的であることを確認できるかどうかです。例えば、勤務先が存在するはずなのに、勤務先、もしくは営業所に連絡がつかない場合は、カードローン審査で落ちてしまうでしょう。
また、カードローン審査の多くはサラリーマンとして収入を得ているかどうかに、個室しているわけではありません。こちらについても理解を深め、カードローン審査を申し込むようにしましょう。
ただし、「無職の方は審査しておりません」など、特定の相手に対してカードローン審査が難しいという案内が見られる場合、他の金融業者を利用する形で、カードローン審査を申し込んだほうが良いです。
銀行カードローンなど、一部のカードローンは審査が厳しく、1年以上の勤続年数が確認できない相手では、カードローン審査を行わないケースもあります。
時代によって変化している!だからこそ無職でも借りられる
株式投資だけでなく、以下のような収入であっても、カードローン審査において収入とみなされます。
- 相続した不動産などの財産
- 家賃収入、駐車場収入
- 副業による収入
今ではインターネットを駆使して、本業を営んでいる方であっても副収入を得ている時代です。
副収入ビジネスさえも存在し、つい最近までサラリーマン稼業であった人が、いきなり自営業者になるケースも少なくありません。そのためカードローン審査であっても、勤務先が見当たらない人に対して、カードローン審査を行うことがあるのです。
また、これらの収入については、「見込みであっても問題ない」という利点があります。例えば、相続した不動産などの財産によって、来月から収入が発生する、しかし今は収入を得ている状況ではないといった、特殊な状況にあってもカードローン審査を行ってもらえるのです。
確実な申込方法!カードローン審査で断られなくなる?
- 年齢が満20歳以上
- 安定した収入を得ている
- 申込情報を記入できる
- 日本国内に居住している
これらの審査基準を満たせない場合、カードローン審査に申し込んでも、当日中に審査終了となり、審査に通ることはありません。
カードローンの運営側は、審査内容を公開することはありませんので、なぜ審査に落ちたのかについては、自分で探らないといけないのです。もし、無職のためカードローン審査に落ちたという場合は、就職先が決まってからリトライすると良いでしょう。
この場合、安定した収入を得ているに該当しないと思ってしまいますが、カードローン審査前に相談をされていると、「就職前であっても申込可能です」と、言ってもらえることがあります。
現在は無収入という理由のみで、カードローン審査の申し込みを断念するのは良くありません。今では、インターネットからのカードローン審査申込であっても、メールなどでアドバイスをもらえるようになっています。
カードローンの利用がまだない人は、このようなサービスも利用して、安全にカードローン審査を進めましょう。
今と昔で大きく変わった!今ではカードローン審査に通らないケース
以下のケースに該当する申し込みでは、ほぼ100%カードローン審査に通りません。
ケース | 審査落ちの理由 |
---|---|
年金収入 | ・審査対応してくれる業者が激減 ・年金収入に対する考え方が厳しくなった |
ギャンブルの収入 | ・不安定な収入に属する ・負債を抱えている人が多い |
生活保護の受給 | ・生活保護中のため ・収入自体が少ない |
国、自治体の補助金 | ・補助金のため |
失業保険 | ・失業中のため |
家族による生活保護 | ・無収入の可能性が高い ・生活保護の質が家庭により異なる |
昔であれば、上の表のようなケースであってもカードローン審査が可能でした。
というのも、今のような厳しい規制が存在しないからです。今では、カードローンの運営側で好きなように審査できる時代ではありません。個人信用情報機関を通じて、カードローン審査を行う時代です。
国内では、CIC、JICCなど複数の有名な機関が存在し、銀行、消費者金融などほぼすべての金融業者は、個人信用情報機関に加盟しています。
個人信用情報機関は、カードローン審査の情報だけでなく、金融事故などの情報も管理しているため、過去に事故を起こしている人では、カードローン審査に通りません。
例えば、ギャンブルで収入を得ている人であっても、すでに多額の負債を抱えている可能性がありますし、こちらを偽ってカードローン審査に申し込むこともあります。ですが今では、個人信用情報機関を通じてカードローン審査を行うため、このような人ではカードローン審査に通らないのです。
無職に近い!そんな人でもカードローン審査は可能?
収入が自営業による場合、不安定な収入に属すると判断する人もいます。
ですが、以下のような条件付きでカードローン審査を行うことも可能なため、個人事業主であっても、カードローン契約は可能なのです。
- 申告者としての書類、記録が存在する
- 直近の収入を証明できる
個人事業主の場合、青色申告、白色申告のどちらで申告を行っていても、基本的にカードローン審査を行ってもらえます。
重要なのは、上記に書かれているとおり申告後の書類、記録を保管しているかどうかです。記録というのはデータのことで、今ではオンライン確定申告が可能な時代となっているため、記録についても重要な証拠として提出できるのです。
補足となりますが、最近になって仕事を辞めてフリーランスになったという人でも、収入見込みを提示することでカードローン審査を受けられます。
ただし、直近の収入を証明できない場合は、カードローン審査に落ちるリスクが高まってしまうでしょう。カードローン審査は無職、アルバイト、パートでも申込可能となっていますが、直近2ヶ月の収入証明書を提示できない人では、カードローン審査の条件を満たしていない扱いになります。
給与受取口座の貯金通帳が、主に収入証明書となります。
確定申告書も収入証明書となるのですが、直近の収入を確実に確認できるようであれば、大きな問題もなく審査を受けることが可能です。
困った時はテンプレを参考にする!申込後の安定感が変わってくる
個人事業主のカードローン申込では、以下のテンプレを知っておき、申込書に記入することも大事です。
記入項目 | テンプレ |
---|---|
勤務先電話番号 | ・個人事業主なので自宅の電話番号を記入する ・固定電話番号がある場合は固定電話番号を優先する |
勤務先住所 | ・自宅の住所を記入する |
社員数 | ・正しく記入する ・1人で運営している場合は1人とする |
事業内容 | ・個人事業主の場合は「その他」とする ・請負の場合は「請負業務」でも問題ない |
入社年月 | ・収入を得るようになった年月を記入する |
勤務形態 | ・正社員を選択 ・もしくは自営を選択 |
職種 | ・事業内容と同じで「その他」とする |
年収 | ・1年分の収益ではなく収入を記入する |
収入形態 | ・固定給を選択する ・複数の請負で収入を得ている場合も同じ対応 |
保険証 | ・保険証の種類は国民健康保険 ・保険証の区分は本人を選択 |
カードローン審査の申し込みは、今ではデジタル化が進んでおりますので、インターネットからの申し込みに対応していない、銀行、消費者金融はほとんど存在しません。
なので、必要な情報を記録しておいたメモを用意しておき、こちらを役立てながら落ち着いて申し込むようにしましょう。補足となりますが、無記入ではカードローン審査が進みません。
「必須項目の記入が誤っている、されていない」などの指摘を受けて、修正しないといけなくなるので注意してください。勤続年数が1年以内など、年収を記入することが困難な場合は、平均月収をもとにして年収を求める形でも問題ありません。
こんな時はどうする?審査に通らない時は原因を探ったほうが良い
以下のような不注意が原因となって、カードローン審査に通らない人もいます。
- 他社借入件数が多い
- 借入総額が多い
- 記入項目の内容が誤っている
他社借入件数についてですが、借入件数は多くても3件までと思ったほうが良いでしょう。
稀に3件以上の借り入れでもカードローン審査に通る人はいますが、その代わり、借入可能額が減らされる仕様になっています。個人信用情報機関を通じてカードローン審査が進むようになっているため、他社借入件数を少なく見せたとしても、カードローン審査に通ることはありません。
もし、もう少しで完済可能な借金がある場合は、事前に完済されてから申し込みしたほうが良いです。
借入総額についてですが、年収の3分の1以上は借りられないようになっています。これを総量規制というので、総量規制対象外のカードローン以外では、カードローン審査に通らなくなってしまいます。
総量規制対象外は銀行系カードローンのみなので、消費者金融カードローンでは、カードローン審査に通らなくなるリスクが上がってしまうのです。
最後に、記入項目についてもチェックしておきましょう。例えば、家族構成、電話連絡先などに誤りがないかをチェックします。人によっては、空欄のまま申し込みを終えてしまう人もいますが、重要な情報ほどカードローン審査の評価につながります。
そのため、面倒であっても無記入に等しい状態は良くありません。
何度審査しても同じ結果!すでに赤信号だと思ったほうが良い?
カードローン審査には、通る人と通らない人が存在します。
何度申し込んでも通らない人は、もしかすると以下の理由によって、すでにカードローン審査で赤信号が出ているのかもしれません。
- 申し込みブラック
- 返済トラブルが目立つ
申し込みブラックとは、カードローン審査の申込件数が多いと判断できる人のことです。
1ヶ月に2、3件であれば申し込みブラックになりません。ですが、毎週で数件の申し込みを繰り返していると、カードローンの運営側にとっては迷惑行為に相当するのです。
また、カードローンの運営側は警告をしてくれませんので、自分から進んで申込件数を安定させたほうが良いでしょう。このようなケースでは、無職、無収入に関係なくカードローン審査に落ちます。
他にも、返済トラブルの線を疑ったほうが良いです。人によっては、少額の借金ということで、中々返済を進めない人もいます。
ですがこのような小さな返済トラブルであっても、個人信用情報機関に返済トラブルありと記録されるため、カードローン審査の評価が下がってしまうのです。収入、就職状況に問題がないはずなのに、なぜかカードローン審査に落ちてしまう・・・という場合は、これらの問題を改善されてから申し込むと良いでしょう。