消費者金融のカードローンはサービスの良さで利用者満足度が高い!

カードローン審査は、銀行、消費者金融の好きなほうを選べる時代になりました。

過去では、収入がよほど安定している人でなければ、銀行カードローンの審査に通ることはありませんでした。そこで消費者金融カードローンの人気が上がってきたのですが、明確な銀行、消費者金融の違いを知らないという人もいます。

そこで、銀行、消費者金融の審査条件、借入状況、職業別ではどちらを利用したほうが良いのか、このようなことについて触れていこうと思います。

個人信用情報って何?消費者金融カードローンでも審査落ちになる?

銀行、消費者金融ともに、今では個人信用情報機関を通じて審査を行っています。そのため、以下の条件を満たせない人では、消費者金融であってもカードローン審査に通らないのです。
  • 安定した収入を得ている人
  • 借入状況に問題がない人
  • 年齢が65歳未満
・個人信用情報機関

CIC、もしくはJICCを通じてカードローン、キャッシング、クレジットカードの審査が行われています。

CIC、JICCのような個人信用情報機関は、金融業者を利用する際に記入、申請された情報を登録、管理する目的で運営されており、今では、ほぼすべての金融業者が個人信用情報機関に加盟している状況です。

そのため、安定した収入を得ているかのように見せかけてもバレますし、例えば、年収180万円の人が300万円と記入して審査を受けた場合、すぐにカードローン審査に落ちるなど、簡単にカードローン審査で通らない状況が生まれるのです。もし、年収を少し多く見せたい場合は10万円、20万円程度に留めたほうが良いでしょう。

他にも、どのような金融業者からいくら借りているのか、完全に知られている状態で審査が進むのです。銀行、消費者金融では、審査に通過する確率が昔と今では異なっており、最近になって同じような確率になってきました。

これも個人信用情報機関に加盟している恩恵なのですが、そのおかげで、銀行カードローンを持てる人の割合も上がってきているのです。

どんなことが照会される?個人信用情報機関の情報開示の仕組み

個人信用情報機関は情報開示の制度を設けているため、加盟している金融業者は、以下の情報を照会することが可能になっています。

  • 個人情報:氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、勤務先など
  • 借入状況:各種ローン、クレジットカードの契約状況
  • 返済状況:金融事故を起こしていないか
  • その他:携帯電話の支払い状況、月賦払いの契約状況

このような仕組みになっているため、銀行だけでなく、消費者金融のカードローン審査であっても、嘘をつくのは良くありません。

何度も嘘をついてカードローン審査に申し込んでいると、1時間も経過しないのにカードローン審査が終わり、その後、カードローン審査に通らなかった旨の通知が届くようになります。嘘をついても個人信用情報の評価が下がるだけなので、曖昧な情報でカードローン審査の申し込みを行わないほうが良いです。

金融事故に注意!消費者金融カードローンでも厳しくチェック

銀行、消費者金融のカードローン審査では、最初に金融事故の有無がチェックされます。また、基本的に金融事故を無視してカードローン審査が進むことはないので、金融事故を起こしている場合は、カードローン審査を避けたほうが良いかもしれません。
・金融事故

借入状況に問題がある場合を金融事故があると言います。

具体的には、各種ローン、クレジットカードなどの契約件数が多過ぎると判断される場合、もしくは、2ヶ月以上の長期延滞を起こしている場合は、新規の借り入れが難しいと判断されるのです。

他にも、以下のような債務の問題を抱えている人では、カードローン審査に通る可能性はかなり小さくなるでしょう。

  • 債務整理手続きを進めている
  • 多重債務問題を抱えている
  • 自己破産手続きを進めている

もし、このような金融事故が顕著な場合、カードローンでは契約解除、クレジットカードも契約解除となり、所有しているカードの返却を求められるようになります。

その後は、1~10年ほど新規の借り入れが認められない状況となりますし、具体的にいつになると借り入れが認められるのか、こちらの情報は金融業者で明らかにしていません。このような面倒が発生するため、借金を整理する際は借入先で相談を行い、返済を待ってもらう、もしくは借金そのものを一本化するようにしたほうが、個人信用情報の評価も良くなります。

他社借入額って何?カードローン審査時はどのように記入すべき?

カードローン審査の申請書を確認すると、他社借入額という記入欄を確認できます。

他社借入額とは、具体的には以下のような借入を記入するための記入欄です。

  • 各種ローン、クレジットカードの借入限度額の合計
  • 自動車、家電品のローンも含まれる

ちなみに、他社借入額が良くわからない、計算が面倒という場合は、銀行、消費者金融と相談をして、借入状況を金融業者に知ってもらうと良いでしょう。このような相談が無い場合、他社借入額が少なすぎると不誠実な対応と判断されることもあります。

補足となりますが、年収に対して年間の返済額が年収の30%を超える場合、基本的にローン審査で優遇される確率は小さいです。そのため、もう少しで完済できるローンが存在する場合は、完済後にカードローン審査を申し込むと良いでしょう。

他社借入件数も要注意!3件、5件で扱い方が大きく変わる!

インターネット上で良く見かける他社借入件数ですが、以下のようなチェックが入ることもありますので、他社借入件数は多くないほうが無難です。

金融業者 他社借入件数のライン
銀行 3件以内
消費者金融 5件以内

上の表を参考にすると、銀行のカードローン審査が厳しくなった場合は、消費者金融のカードローン審査に申し込んだほうが良いということです。このような対応を取れるようになると、大切な時間を有意義なものに変えることができます。

ちなみに、インターネット上で良く言われている、「AよりBのほうが審査が甘い」というのは、何の根拠もない情報だと理解したほうが良いです。他社借入額、他社借入件数は必ずチェックされますので、審査条件を大まかにクリアできない人では、銀行、消費者金融のどちらを利用しても審査に通ることはありません。

消費者金融に対して良く言われている、「〇〇は審査が甘い」という情報についても、借入希望額に対して審査が柔軟というだけです。どのような人でも審査に通るほど甘い金融業者は年々で減っているため、このようなことも理解してから、カードローン審査に申し込むようにしてください。

ネガティブな借入状況!申込件数は消費者金融もチェックしている

カードローン審査では借入状況というものがチェックされるのですが、下の表のような申込件数のラインも設けているため、短期間に何度もカードローン審査の申し込みを行うのは良くありません。

金融業者 申込件数のライン
銀行 1ヶ月間に3件程度
消費者金融 1ヶ月間に3~5件程度

なぜこのようなこともチェックしているのかというと、多重債務者になりやすい人物ほど、カードローン、キャッシング、クレジットカードのすべてで契約されていることが多いからです。

しかも、1ヶ月以内にすべての契約を終えていることが多く、契約月の来月移行は借金返済に追われることが多くなると判断できます。つまり、新規の借り入れを認めてしまうと、借金返済のための借金を認めていることと変わらないため、このような人物に対しては厳しい審査を行うことが多いのです。

特に銀行は、消費者金融よりもカードローン審査に対して慎重です。そのため、複数のローン契約を組んでいる人は、収入に関係なく銀行カードローンの審査で落ちることが多いのでしょう。

専業主婦、学生のカードローン審査!消費者金融は甘くない?

今でも、消費者金融は誰に対してでもカードローン審査を行っている、このようなイメージが存在します。

ですが、誰であってもカードローン審査を申し込める、契約が可能というわけではなく、今では、以下のような審査基準を設けている消費者金融が増えてきました。

  • 借入経験の有無
  • 借入状況の有無
  • 配偶者の有無
  • 保証人の有無

上記についてですが、わかりやすくまとめると「借入の経験が少なく、借入状況の有無をチェックすることが難しい」、このような人物ではカードローン審査に応じることができないという意味です。

そのため、同じような収入の専業主婦がいたとしても、借入経験が0件の主婦では、安定して借金を返済できるのかで不安が残るため、審査で落としてしまう可能性が出てきます。借金というとネガティブなイメージもありますが、今では専業主婦、学生、無職、老人などもカードローン、キャッシング、クレジットカードを所有しているため、借金と返済に慣れている人が増えてきました。

また、配偶者の有無、保証人の有無ですが、収入状況が良くないと判断される専業主婦、学生の場合は、消費者金融であっても配偶者、保証人による返済が可能かをチェックすることが多くなっています。

カードローンの種類は多い!消費者金融は多様化が進んでいる!?

どうして学生、無職、老人でもカードローン契約が可能なのかというと、以下のようなカードローンも存在するからです。

  • 学生:学生用カードローン
  • 無職:無職用カードローン
  • 老人:高齢者用カードローン

高齢者用カードローンはシルバー向けカードローン、シルバープランというふうに様々な呼び名があります。

学生用カードローンというのは、学生を専門とする金融業者で良く見られますし、10万円、もしくは20万円という少額のみでお金の貸付を行っていることが多いのです。また、未成年の場合はお金を借りることができませんので、20歳以上で安定した収入があると認められた場合に限り、カードローン審査の申し込みが可能となります。

補足となりますが、無職用カードローンというのは、正確には就職を前提とするカードローンのことです。このようなカードローンは、消費者金融、もしくは中小の金融業者で取り扱っている金融商品です。

すでに就職が決まっている、しかし現在は無職として生活している、このような状況にある人は、カードローン審査の申し込みが可能となっているのです。ただし、無職の期間が長い人ではカードローン審査に落ちやすいため、無職になってから早めにカードローンの相談を行っていると、スムーズにカードローン審査を終えられるようになります。

専業主婦、学生、無職、老人向けカードローンの共通点ですが、30万円以上の借入希望額に対応していません。そのため、借入希望額を記入する際は5万、10万で審査の申し込みを終えたほうが無難でしょう。

消費者金融のカードローン審査基準
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