審査が甘いは要注意!?消費者金融でリスクのある業者の特徴
消費者金融の審査というのは、今では、消費者金融だけでなく銀行の審査も利用されてから、改めて消費者金融も利用するという人が増えてきました。
というのも、消費者金融でお金を借りるよりも、銀行でお金を借りたほうが良いと判断する人が増えてきたからです。しかし、銀行、消費者金融にはそれぞれ良いところがあり、消費者金融にも大きなメリットがあります。
なので今回は、主に消費者金融のメリットを案内する形で、消費者金融の基礎知識についても案内していきます。
審査が甘いは良いことがない!?消費者金融の審査の実態
審査無し、担保・保証人無しでも、多額の融資が行えるといった、このような宣伝活動を行っていることが多いです。
しかし実際は、返済不能に陥る人がいるほどの金利で、ローン契約を組ませているだけなので、利用を控えたほうが無難でしょう。
インターネット上では、以下のような手口を用いることで、消費者金融を利用する目的の人を、ヤミ金に誘い込むというケースも増えてきました。
- 偽の業者のカードローン審査で落とす
- 関連業者を装ってカードローンを売り込む
聞いたことがない金融業者を利用した際、「通常の消費者金融の審査では通りませんが、審査の甘い〇〇では通るかもしれません」といった、嘘の情報を教える手口も存在します。
ですが、カードローン審査後の貸付条件を確認すると、こちらが希望している金額以上に貸し付けを強行しようとしたり、金利を意味する実質年率が通常よりも高いことがあるのです。契約約款においても、多くの罰則を設けていることがあるの注意してください。
実際に騙された!そんな人に良く見られるヤミ金に騙される原因
ヤミ金のことを知っていると、100%ヤミ金に騙されなくなるというものでもありません。
というのも、人によっては以下のような私的都合によって、ヤミ金を利用してしまう人がいるからです。
- 他では融資を受けられなかった
- ネットの情報を鵜呑みにしてしまった
一般的な銀行、消費者金融は、カードローン審査申込者の情報を共有していることが多いです。そのため、銀行カードローンの審査に通らなかったが、消費者金融のカードローン審査であれば通るということもありません。
今ではヤミ金も、ネットの広告、ダイレクトメール、フリーメールを使用して特定の個人にメールを送るケースが増えてきました。そのため、このような情報を頼りにして金融業者を探していると、甘言に騙される形でヤミ金を利用してしまうこともあるのです。
また、すでに借金額が多いので新規のローン契約が難しいという場合は、借り換え、おまとめローンのどちらかで、借金返済を楽にしたほうが良いでしょう。
- 借り換えローン:1件の契約を他の金融業者の契約に切り替える
- おまとめローン:複数の契約を他の金融業者の契約に切り替える
借り換え、おまとめローンの良いところは、銀行、消費者金融でも対応しているところです。
また、一般的なカードローン審査と同条件で審査を受けられるため、高収入、もしくは、返済トラブルがまったく無い人でなければ利用できないといった、このような面倒事もありません。
消費者金融の審査!事前に知っておきたいカードローン審査の基礎知識
- 安定継続した収入を得ている
- 年齢制限に引っかからない
- 勤続年数が1年以上
勤続年数の補足となりますが、1年以上というのは絶対ではありません。
例えば、消費者金融カードローンの審査では、2ヶ月以上の勤続年数であっても、カードローン審査の申し込みは可能というケースが多いです。銀行に比べると、消費者金融カードローンの審査は柔軟になっているので、銀行カードローンの審査条件を満たすことが難しい場合は、消費者金融カードローンを利用すると良いでしょう。
また、銀行、消費者金融でカードローン審査を申し込む予定がある人は、審査通過率をインターネット上で調べておくと良いでしょう。
インターネット上で、「カードローン、審査通過率、ランキング」というキーワードで検索すると、審査通過率が掲載されているサイトが見つかります。ランキング形式で利用者数、カードローン契約者数の多い金融業者をリストアップしているサイトもあるので、個人で優良な金融業者を調べ上げるよりも、こちらを利用したほうが安全です。
審査通過率の補足となりますが、審査通過率は50%以上もあれば高いほうです。
銀行の審査通過率について調べてみるとわかりますが、審査が柔軟な大手銀行のカードローン審査であっても、30~45%で推移していることが多かったりします。消費者金融に比べて厳しい審査を行っていることが多いので、大手銀行であればカードローン審査が甘いというわけではありません。
消費者金融の審査通過率では、大手消費者金融ほど審査通過率が高いです。かなり高い金融業者にもなると、50~60%ほどになるため、それほど、厳しい審査を行っている金融業者ばかりでは無いのです。
本当に審査が甘い?総量規制によって無収入は借りられない
審査が甘いことをアピールするため、悪徳業者によっては、無収入でも借りられるという情報を載せていることが多いです。
ですが、一般的な銀行、消費者金融では以下の理由によって、無収入の人はカードローン審査を受けられなくなっています。
- 総量規制によって審査を行えない
- ブラックリストの可能性を疑われる
年収の3分の1以上に当たる融資は、総量規制対象外のローン以外では借りられなくなっています。
総量規制は、融資を行う側が際限なく融資を行ってしまう危険性を抑制するため、2010年以降から施行されるようになりました。
過去のカードローン審査であれば、金融業者ごとの審査マニュアルが元になって、カードローン審査が行われていました。そのため、無収入の人でも審査に通るというトラブルが起きていたのです。
このような情報が今でも残っているため、消費者金融の審査であれば、無収入の人でも通るのではないか・・・、このような勘違いをされている人もいます。
また、無収入の人はカードローン審査に通らない場合、専業主婦の人も、カードローン審査に通らないのではないかと思われることがあります。しかし以下のような理由により、専業主婦の場合はカードローン審査に通ることがあります。
- カードローン契約者が夫
- 副収入を得ている
今ではインターネット上で仕事を行える時代ですし、自分で作ったものをインターネット上で販売している主婦も増えてきました。そのため、収入を確認できる口座などが存在する場合、収入証明後にカードローン審査を受けられるのです。
銀行、消費者金融ともに、近年では、あらゆる可能性を掘り下げてカードローン契約者を増やす努力をされています。しかし、完全に無収入の人ではカードローン審査を受けられない状況なのです。
消費者金融もチェックしている!借入額が少ないのに審査に落ちる人
以下の問題を抱えている人は、カードローン審査に通る可能性が低い人です。
- すでに返済不能に陥っている
- 借入件数が多いと判断できる
- 横暴な態度、発言が目立つ
過去とは違い、現代のカードローン審査は個人信用情報機関が前提となって、進むようになっています。
国内ではCIC、JICCが有名です。中小の銀行、消費者金融も個人信用情報機関に加盟しており、カードローン申込者の情報は、個人信用情報機関にまとめて登録されるようになっています。
つまり、返済不能に陥っている人ではないと、嘘の情報でカードローン審査の申し込みを行っても、個人信用情報機関に照会を求めた時点で、すべてバレるようになっているのです。
借入件数についてですが、借入件数が全部で3件以上という場合、カードローン審査に通ることが難しくなるでしょう。借入件数とはローン全般がカウントされるようになっています。
そのため、割賦販売契約、自動車ローン、キャッシングローン、クレジットカードなどをすでに利用されている場合、カードローン審査に通ることは難しいと思ったほうが無難です。消費者金融カードローンは審査が甘いと言われることもありますが、銀行と同じで、返済不能に陥る可能性のある人物では、カードローン審査そのものを行ってくれません。
その他の審査落ちの原因では、審査をすぐに終えるよう命令するなど、横暴な態度、発言が目立つ人では審査に通りません。
現代のカードローン審査は、過去とは比較にならないレベルで速いです。例えば、銀行カードローンであれば60分以内、消費者金融カードローンであれば30分以内で終えることができますと、このようなアピールをしている業者が多い時代となりました。
なので、カードローン審査の申込後は、下手なアクションを行わないように注意してください。
総量規制対象外で借りる!?審査の具体的な方法とメカニズム
特定の金融業者以外では、総量規制対象外にならないと思い込まれている人もいます。
ですが、消費者金融の審査であっても、総量規制対象外で審査を受けられるものは存在します。詳しくは、以下のような条件を満たせる場合に限り、総量規制対象外のカードローンを持てるようになるのです。
- 総量規制対象外の金融商品に申し込む
- 生活上でローンが必要であることを相談する
総量規制対象外の金融商品とは、返済トラブルを軽減するために設けられている、借り換え、おまとめローンのことです。
今では、銀行、消費者金融の金融商品として知られるようになっているのですが、今でも、年々で利用者が増加傾向にある金融商品となっています。借り換え、おまとめローンは、借金返済が前提となっているため、ローン利用者を救済する目的で誕生しました。
ただし、収入状況、返済状況があまりにも悪いと、カードローン審査と同じで、カードローン審査申し込みの条件を満たすことができません。
また、生活上でどうしてもローンを利用しないといけない場合は、金融業者に相談してみると良いでしょう。銀行、消費者金融ともに借金相談のコーナーを設けているので、いきなりカードローン審査に申し込むのではなく、このようなコーナーを利用することも大事です。
大手消費者金融のメリット!審査以外にもメリットが多い!
大手消費者金融、中小消費者金融を比較すると、以下のような明確な差に気づくことができます。
- 知名度が高い
- 金利が低い
- 融資限度額に余裕がある
- 金融商品が多い
知名度が高いことのメリットは、インターネット上でトラブルの多い金融業者なのか、こちらを調査しやすいというメリットにつながっています。
今では、安全そうな金融業者であってもトラブルを起こすことはあります。ですが、カードローンのトラブルに遭遇してしまう人の多くは、インターネット上のレビュー、口コミを参考にしていないため、トラブルに遭遇してしまうことが多いだけなのです。
また、大手消費者金融は中小消費者金融よりも、金利が低く、しかも、長期利用を検討している人の相談にも乗ってくれます。それだけでなく大手消費者金融は、その人専用のカードローンプランの作成、返済シミュレーションといったサービスも提供しているので、利用者満足度90%超の金融業者が多いのです。
融資限度額についても余裕があるので、契約当初は50万円からの融資でスタート、1年後は100万円ほど借りるといった、状況に合わせた融資を受けることも可能になっています。
これは、大手消費者金融ほど金融商品が多いため可能です。中小消費者金融の場合、50万円、100万円以上の金融商品そのものが無い、もしくは厳しい審査を通過できる人のみ、融資額の増額に応じるということが多いのです。
大手消費者金融の場合、審査時間に満足されている人が多く、審査スピードが速い業者では、即日融資に対応しているだけでなく、審査時間についても10分を切る大手消費者金融が増えてきました。
大手消費者金融の場合、即日で審査を終えられる、即日で融資を受けられる金融商品を指して、即日融資カードローンということが多いです。
銀行で販売されている即日融資カードローンは、大手消費者金融のものとは違い、審査のみ即日、融資は翌日以降のものが多いので注意してください。
話題の中小消費者金融!大手消費者金融との大きな違いは?
中小消費者金融の中にも、フクホーのような全国的に有名な消費者金融が存在します。
ですが、大手消費者金融と似ているようで違っているところが多いため、多くの人は、最初は大手消費者金融でカードローン審査を受ける傾向にあるのです。
- 知名度が低い
- 悪徳業者と勘違いされることがある
- 融資限度額が少ない
- アルバイト、パートは申し込めないプランが多い
大手消費者金融、中小消費者金融で比較すると、知名度の低さが目立ってしまいます。
フクホーのような中小消費者金融の中には、すでに10~30年も金融業者として運営されている、そんな実績を誇る金融業者も存在するのですが、大手消費者金融のほうが利用者が多いため、大手、中小で区別されることが多いのです。
また、有名な中小消費者金融の社名は、悪徳業者に利用されることもあるため、中小消費者金融の利用に対して、警戒心を抱いている人が多かったりします。
融資限度額についても、10~100万円で設定されていることが多く、大手消費者金融のような、500万円の融資限度額は珍しいです。そのため、融資限度額、金利を意識して消費者金融選びをされる場合は、無難に大手消費者金融を選択したほうが良いでしょう。
補足となりますが、大手消費者金融とはプロミス、アイフル、アコム、モビットのことです。
また、中小消費者金融はアルバイト、パートの申し込みが可能というケースもあれば、不可能というケースもあるため、大手消費者金融に比べて、審査条件が厳しく設定されているという特徴もあります。
稀に、「ブラックリストの人物でも借りられる」という理由で、中小消費者金融でカードローン審査の申し込みをされる人もいますが、ブラックリストに登録されている人物ではカードローン審査に通りません。今までに、借金返済で小さなトラブルを起こした程度の人であれば、カードローン審査を申し込めるくらいです。
このような嘘の情報がインターネット上には多いので、これらにも注意して、大手消費者金融、中小消費者金融を使い分けるようにしましょう。