消費者金融に多い!?審査の緩いカードローンは本当に安全?
審査の緩いカードローンは存在しますが、カードローン審査そのものが甘いわけではありません。
また、審査の緩いカードローンの中には、「誰でも借りられます」と謳っているものもあります。しかしこのようなカードローンほど、カードローン契約後に厳しい取り立てがあるため、安易に利用しないほうが良いのです。
今回はそんな審査の緩いカードローンを、上手に利用するコツをまとめて案内していきます。
審査が緩い金融業者!しかし審査そのものが甘いわけではない
- 保証会社が審査を行っている
- 借入限度額が下がっている
審査が緩い理由を大まかに分けた場合、上記の理由によって審査が緩くなっているのです。
カードローン審査で必要となる保証を、前もって保証してくれる会社のことです。
保証会社の多くは消費者金融、信販会社となっています。
本来であれば、銀行カードローンは銀行でカードローン審査を受けないといけません。ですが今では、消費者金融、信販会社が間に入る形でカードローン審査を行ってもらえます。
つまり、消費者金融、信販会社の審査に通る人であれば、カードローン審査に通る時代なのです。その代わり、1~50万円の借入限度額で審査を受けるケースが増えているため、実質的にカードローン審査は厳しくなっています。
「誰でも安心してカードローン審査を受けられる」、こちらのことを審査の緩いカードローンと言っているだけなのです。
審査が緩い!カードローンの利用におけるメリット
審査の緩いカードローンには、以下のようなメリットがあります。
- 職業に関係なく審査を申し込める
- 他でローン契約を組んでいても審査を申し込める
過去のカードローン審査では、公務員、正社員でなければカードローン審査を申し込むことができませんでした。
というのも、「年収300万円以上の人を対象として審査を行っていた」からです。しかし今では、「年収100万円以上の人を対象として審査を行う」ことが増えてきました。
今では保証会社が中心となって、カードローン審査を行っています。なので、よほど収入が少ない、職業そのものが怪しいものでない限り、カードローン審査に通過する可能性があるのです。
これは、他でローン契約を組んでいても変わりません。今では、総量規制が前提になってカードローン審査を行うため、総量規制に違反していない場合は、複数のローン契約を組める時代なのです。
年収の3分の1以上を超えて、ローン契約を組むことができない規制のことです。
そのため年収300万円の人では、100万円までの融資しか受けられません。総量規制対象外のカードローンもありますが、銀行系のカードローンのみとなっているので、消費者金融カードローンは総量規制の対象です。
実質年率でわかる!?審査の緩いカードローンの見つけ方
- 実質年率が高く設定されている
- 営業、広告などを多く出している
審査の緩いカードローンを販売している金融業者は、審査が緩い金融業者であることを謳っていません。
このような行動を取ったとしても、かえって悪徳業者なのではないかと思われることがあるからです。そのため、まずは実質年率を確認する形で、カードローン審査の難易度を把握すると良いでしょう。
銀行の場合は、実質年率14.5~15.0%が高く設定されているものになります。消費者金融の場合は、実質年率17.5~18.0%のものを選ぶようにすると良いです。
実質年率が高いということは、それだけ利用者が増えるほどに収益が増すという特徴があります。そのため、多くの利用者を募る必要があるため、カードローン審査があまり厳しくない金融業者として、人気であることが多いのです。
もし、営業、広告などを多く出しているようであれば、カードローン審査が緩いものになりやすいと思って問題ありません。最初から100万円以上も借りられる、審査が甘い金融業者ではありませんが、アルバイト、パートでもカードローン審査に通る可能性はあります。
消費者金融は狙い目!なぜ消費者金融を利用する人が多いのか?
カードローン審査で落ちたくない場合は、なるべく審査の緩いカードローンを販売している消費者金融を利用しましょう。
消費者金融カードローンには以下の利点があるため、カードローン審査に落ちる可能性が低いのです。
- 審査に落ちてもペナルティが発生しない
- 1万円からの融資に対応している
- 職業に関係なく審査を行ってもらえる
審査に落ちた時のペナルティですが、銀行カードローンの場合は、以下のようなペナルティが発生するので注意してください。
- 次回のカードローン審査が厳しくなる
- 審査に関する情報が共有される
今では、銀行カードローンの審査は甘くなったと言われることが多くなりました。ですが、良くカードローン審査に落ちるような人では、中々カードローン審査に通らなくなり、審査に落ちたという情報も共有されるようになります。
すると、他の銀行、消費者金融を利用したとしても、同様にカードローン審査が厳しいままなのです。
しかも、10万円単位でカードローン審査を行っていることが多く、少額の融資に対応しているケースは少ないです。そのため、収入によってはまったくカードローン審査に通らないこともあります。
消費者金融カードローンの場合、銀行カードローンのような審査を行っておらず、継続的な収入があり、あまりローン契約を組んでいないようであれば、カードローン審査の難易度が大きく変わりません。
そのため、今までにカードローン契約を組んだことがない人ほど、消費者金融でカードローン審査を申し込むことが多いのです。注意点として、カードローン審査は借入限度額によって厳しくなることを覚えておきましょう。
初めてカードローン契約を組む場合は、借入限度額を30万円以内で設定するようにして、カードローン審査を受けたほうが賢明です。すると、当日、もしくは翌日までにカードローン審査の結果が出ますし、審査落ちになる可能性も低くなります。
慌てて借りないようにしよう!無利息キャッシングの利便性
大手消費者金融の多くは、無利息キャッシングサービスに対応しています。
30日間、もしくは180日間で無利息となるサービスのことです。
原則として、初めてカードローン、キャッシングを利用される人に限り、無利息キャッシングに申し込めるようになっています。
近年では、銀行カードローンの利用者も増えているため、消費者金融カードローンから、銀行カードローンに組み直す人もいるのですが、金利で得をするのは銀行カードローンと定まっているわけではありません。
1~10万円の借り入れであれば、無利息キャッシングの対象となりますし、この場合は金利が0%になるのです。特別な手数料が発生するわけでもないので、利用者が損をするようなサービスでもありません。
また、銀行カードローンは100万円以上の融資に対応しているのですが、必ず100万円以上の融資に対して、カードローン審査で落ちないわけではありません。年収によっては50万円の審査に通らない人もいますし、審査に落ちると、次回のカードローン審査が厳しいものになるので注意してください。
消費者金融は、審査の緩いカードローンと言われるだけあって、万人が使いやすいと感じるサービスを提供しています。
おまとめローンも便利?意外と審査の緩いカードローン
すでにローン契約を組んでいる場合、新規のカードローン審査に通らなくなることもあります。
このような状況を改善したい場合は、以下の方法で対処すると良いでしょう。
- 借金を完済する
- おまとめローンに申し込む
借金というのは、1円でも借金していると借入件数がプラス1件となります。
そのため、カードローン審査で通らなくなってしまったなど、カードローン審査が上手く進まない場合は、借金を完済したほうが良いのです。銀行、消費者金融では、このような情報も共有しているため、少額の借金を完済されている場合であっても、審査上の評価が改善されるのです。
もし、借金額が高く完済までに時間がかかるという場合は、おまとめローンに申し込むと良いでしょう。
複数のローンを一本化することをおまとめと言い、銀行、消費者金融で販売されている金融商品のことです。
おまとめローンには以下のような性質があるため、借金額、借入件数が多いと感じている人ほど、得をすることが多いユニークな金融商品でもあります。
- 借入件数が1件になる
- 毎月の返済額が減る
おまとめローンというのは、複数のローンを一本化するものなので、借入件数に対しても良い影響を与えるのです。
しかも、銀行、消費者金融が積極的に売り出している金融商品なので、審査の緩いカードローンとしても有名になりました。おまとめローンに申し込んでいる人の多くは、100~300万円の借金をまとめていることが多く、しかも総量規制対象外の金融商品なのです。
おまとめローンは実質年率が、通常のカードローンよりも低くなりやすいです。そのため、カードローンの返済額が気になってしまう人は、おまとめローンで無難に借金返済を行ったほうが良いでしょう。
スコアリングに注意しよう!簡単にできるカードローンの自己診断
カードローン審査の難易度を下げたい場合は、スコアリングを意識したほうが良いです。
銀行、消費者金融のカードローン審査では、属性に対しての評価を行う形で、カードローン審査が進むようになっています。
属性に対しての評価をスコアリングというのですが、具体的には、以下の属性を持っていると判断される人であれば、カードローン審査で高い評価を得ることができます。
- 年収:400万円以上
- 勤続年数:2年以上
- 勤務先:公務員、上場企業
- 家族との同居:あり
- 配偶者の有無:あり
補足となりますが、すべての属性で高評価でなければいけない、という意味ではありません。
例えば、アルバイト、パートをされていて家族と同居されている、配偶者がいる、勤続年数2年以上であっても、カードローン審査では高評価につながるのです。
他にも、固定電話を設けて生活されている、一戸建て住宅に住んでいる、居住年数が多く、引っ越しの履歴が少ないなど、1つの土地にとどまって生活されているようであれば、スコアリングが良いものになります。
カードローン審査では、「安全にお金の取り引きができるか」、こちらがチェックされますので、スコアリングについても安全性をチェックしているだけなのです。審査の緩いカードローンを販売している金融業者であっても、必ず在籍確認、本人確認、信用情報の照会を行っておりますので、嘘の情報でカードローン審査を申し込まないようにしましょう。