サラリーマン金融とは違う!?カードローンで有名な消費者金融とは

消費者金融とは、カードローンなどお金の貸し付けを行っている業者のことです。

銀行のような金融機関と比較した場合、貸し付けの制限に当たる総量規制の対象というところも、消費者金融ならではの特徴でしょう。昔であれば多くのお金を融資できたのですが、今では貸し付けに制限が設けられているため、融資に関して厳しい審査が増えてきました。

サラリーマン金融と同じ?消費者金融との相違点

サラリーマン金融というのは、消費者金融のことではありません。今では、消費者を意識した融資を行う消費者金融、そして、金融業者の都合でお金の貸し付けを行うサラリーマン金融が存在します。

その他の違いでは、以下のような違いもあります。

  • サラリーマン金融:大手、中小の金融業者の総称
  • 消費者金融:主に大手に対して使われることの多い総称

過去であれば、個人が経営しているサラリーマン金融であっても、テレビコマーシャルで見かけることがありました。しかし今では、プロミス、アイフルのような大手消費者金融のテレビコマーシャルが多く、中小消費者金融のテレビコマーシャルについては、地域によって見かけることが多いです。

なぜ、過去では個人が経営しているサラリーマン金融でも、テレビコマーシャルを流せたのかというと、それは、あまり厳しい規制のない時代だったからです。

その当時は、グレーゾーン金利という言葉を知らない人も多く、また、バブル時代の影響も残っていたため、気軽にお金を借りる人が多い時代でした。

・グレーゾーン金利

簡単にまとめると、上限金利を設けずに金利が定められているものを、グレーゾーン金利と言います。

グレーゾーン金利をさらにわかりやすく表現すると、グレーゾーン金利の規制前、規制後で比較するとさらに良くわかるでしょう。

  • 規制前:29%前後の金利が目立った
  • 規制後:20%以内の金利で制限が設けられた

金利差だけであれば10%ほどしか存在しません。ですが、サラリーマン金融時代は100万円、200万円の融資を受けていた一般人も多かったため、その後、取り立てのトラブルが相次ぐようになったのです。

200万円の場合、29%前後の金利であれば、年間で約50万円の利子が発生するのです。

そのため、年間に100万円の返済をされている場合でも、利子によって差し引かれる分を考慮に入れると、2年以上の月日をかけて返済しなければなりません。当然、収入状況によっては返済不能に陥るため、貸金業法に基づく金利の制限が施行されるようになったというわけです。

時代によって変化する!消費者金融とはサラリーマン金融の現代版

サラリーマン金融の補足となりますが、今では、消費者金融のことをサラリーマン金融とは言わない時代です。

というのも、サラリーマン金融時代のような貸し付けを行っている業者が減った、もしくは、違法行為によって警察に摘発されることが増えてきたからです。

しかも今では、パソコン、スマートフォンを使って情報共有ができる時代になりました。つまり、問題の多い業者はネット上で晒されることが多く、サラリーマン金融という名称そのものに、ネガティブなイメージがつきまとうようになったのです。

そのため、今でもサラリーマン金融として運営されている金融業者は少なく、これは大手消費者金融でも同じです。

消費者金融の場合、ネガティブなイメージを払拭するために、1万円からの貸し付け、もしくは、銀行カードローンの審査を担当するといった活動によって、イメージアップを図ることが増えてきました。

銀行と比較するとさらに違う!消費者金融とは民間人の味方?

銀行とサラリーマン金融を比較すると、消費者金融との違いがさらにわかります。具体的には以下のような違いがありますので、サラリーマン金融、消費者金融は別物だと判断しても問題ありません。
  • 銀行:審査条件、融資上限が定まっている
  • サラリーマン金融:審査条件、融資上限が業者によって大きく違う

銀行、消費者金融ともに、今ではカードローンを販売する際に、審査条件を設定するようになっています。良く見かけるものでは以下のような設定が多いため、カードローン申込者は安心して申し込めるようになっているのです。

審査項目 内容
融資限度額 500万円
実質年率 2.0~14.0%
担保 無し
保証人 無し
その他 ・本人確認証明書の提出が必要
・在籍確認が必要
・アルバイト、パートの申込可能

上の表は、銀行カードローンで良く見かける審査条件です。簡単にまとめると、収入がある人で在籍確認ができる人であれば、カードローン審査を申し込めるという内容になっています。

・在籍確認

電話で行う確認には、本人からの申し込みを確認するための本人確認、そして、勤務先の情報が誤っていないことを証明する、在籍確認の2種類があります。

稀に、在籍確認無しでもカードローンは持てるという情報が、インターネット上で見つかります。ですが、銀行、消費者金融ともに在籍確認必須となっているので、無しにすることはできません。

サラリーマン金融の場合、収入がある人であれば審査可能というケースもあり、審査条件が曖昧なままでカードローン審査が始まることもありました。

このような違いがあるので、この違いを知っていると銀行、消費者金融との違いを良く理解できるようになるのです。

貸し付けがメイン?消費者金融とはカードローンの販売業者

消費者金融が良く販売している金融商品は、カードローンです。

カードローンとは、以下のような仕様になっているローンのことです。

  • 返済方式を自由に選べる
  • 融資限度額が定まっている
  • ローン後すぐにお金を引き出せる

多くの人は、ローン後すぐにお金を引き出せるため、キャッシングローンではなく、カードローンを選択していることが多いです。現代において契約者数の多いローンとしても有名なので、消費者金融以外の金融業者も取り扱っています。

また、大手消費者金融では多額の融資を行っていることが多い、このように思われていることが多いです。しかし実際は、1~50万円の範囲で貸し付けを行っていることが多く、これも銀行、消費者金融の違いとされています。

サラリーマン金融時代は、貸し付けに対して厳しいノルマがありました。ノルマというのは、以下のような仕様になっているもののことです。

  • 新規契約者数を指して用いられる
  • 達成目標として用いられる

このノルマを達成できない場合、サラリーマン金融側にペナルティが課せられることもありました。そのため、お客に対して曖昧な情報でカードローン審査を申し込ませるといった、不誠実な行為が目立つようになっていったのです。

現在もノルマという言葉そのものは残っています。ですが、サラリーマン金融時代のような過酷なノルマが減っているため、消費者金融、サラリーマン金融は同じものではないのです。

安全な消費者金融ばかりではない!リスクもある消費者金融とは?

消費者金融は審査が甘いので、銀行よりも融資を受けやすい、このように考えている人は多いです。

ですが、このような情報ばかりを気にしていると、以下のようなトラブルに巻き込まれることもあるので注意してください。

  • 悪徳業者との付き合いが発生する
  • ブラックリスト登録されてしまう
・ブラックリスト

問題の多い人物を登録するリストのことを、ブラックリストと言います。銀行、消費者金融では、このようなリストを用いて、利用者の信用情報を判定しています。

ブラックリスト登録についてですが、基本的に返済不能の状態に陥りやすい、もしくは、悪徳業者との付き合いが見られるようであれば、将来的な返済が難しくなりやすいため、ブラックリスト登録されやすくなります。

何も知らずに利用していた・・・では許されないため、甘言に騙されないように注意しましょう。また、サラリーマン金融時代にもいた悪徳業者とは、以下のような業者のことです。

  • 無審査、多額の融資を行っていると宣伝している
  • 広告のみで宣伝活動を行っている

銀行、消費者金融ともに、今では個人信用情報機関を通じて、カードローン審査を行っています。しかも、テレビコマーシャル、各種メディアを通じて宣伝活動を行っているため、認知度が高いという特徴もあります。

また、どうしてこのような方法で宣伝活動を行っているのかというと、それは、警察などにマークされるような詐欺を働いているためです。金利が30%を超えるような悪徳業者も存在すれば、「追い込み」と言われている、厳しい取り立てによって人の生活を破壊するような悪徳業者も存在します。

そのため、あまり会社の情報を晒さないで済む方法として、会社の情報を載せずに甘言を用いる、広告のみで宣伝を終えるようにしているのです。

消費者金融とはヤミ金?勘違いされることの多い消費者金融の表現

消費者金融とヤミ金が似ていると言われていたのは、サラリーマン金融時代の話です。

なぜこのような扱いを受けていたのかというと、消費者金融とは、危険性の高い金融業者だという思い込みが残っていたからです。近年でも、「過払い金返還請求」というものが、テレビを通じて何度もクローズアップされています。

・過払い金返還請求

グレーゾーン金利を設けている業者でお金を借りた場合、グレーゾーン金利分の支払いを過払い金と認めて、過払い金返還請求できるというものです。

消費者金融とは、グレーゾーン金利ではない金利で融資を行っているため、人によっては、過払い金返還請求ができないと思い込んでいる人もいました。

ですが、ほぼすべての消費者金融にはサラリーマン金融時代が存在するため、テレビコマーシャルなどで、過払い金返還請求のものが良く流れていたのです。

しかし今では、過払い金返還請求の問題が収束している消費者金融が増えてきました。そのため、消費者金融とはヤミ金という意見もあれば、ヤミ金ではないという意見もあるのです。

ヤミ金の補足となりますが、そもそもヤミ金は以下のような金融業者のことなので、消費者金融と比較して判別することは難しくありません。

  • 営業届を出していない
  • 違法な金利で営業を行っている

ヤミ金の金利で有名なものは「トイチ」でしょう。10日間で1割の利子が発生するというものです。

テレビや漫画、映画などに登場するヤミ金のほとんどは、トイチで営業を行っていることが多く、50万円ほどの借金であっても、返済不能に陥る人がいます。ヤミ金は、返済不能後の債務整理を認めることがありませんので、ここで返済トラブルが起きるようになります。

総量規制の対象!消費者金融のカードローン審査は厳しい

消費者金融とは、総量規制の対象として有名な金融業者でもあります。

今までカードローンを利用したことが無い人であっても、総量規制のみ知っているというケースが多くなってきました。

・総量規制

融資上限を定める規制のことで、年収の3分の1以上で融資を受ける場合は、特定の条件を満たさないといけません。

特定の条件についてですが、以下のような条件をどれか1つでも満たさない限り、総量規制の対象として融資を受けることになります。

  • 総量規制対象外の金融商品を選択する
  • 返済トラブルの解決のため新しくローンを組む
  • 生活上で必要な資金を得る場合は総量規制対象外となる

基本的にローンを組むという行為は、明確な目的があって申し込めるようになっています。

そのため、まったく生活に困っていない、ローン契約後にローンを利用しないという場合は、ローン審査に申し込むことができません。総量規制対象外の金融商品についてですが、こちらは銀行カードローン、信用金庫カードローンなどが該当します。

総量規制対象外のカードローンとして販売されているため、探すのは困難ではありません。

また、返済トラブルというのは返済可能な借金が該当します。例えば、現在も返済を行っているが、複数からの借り入れとなっているため、返済で遅延する可能性がある・・・、このようなケースであればカードローン審査に通るでしょう。

ただし、銀行、消費者金融のどちらであっても、対応している金融商品を販売していない場合は、カードローン審査をスタートすることができません。

中小消費者金融も存在する!大手とは違う中小消費者金融とは?

フクホーなど、消費者金融の中には有名な中小消費者金融も存在します。

大手の消費者金融とは以下のようなところで違っているため、消費者金融を知る上で、中小消費者金融についても学んでおいたほうが良いかもしれません。

  • 知名度が低い
  • 貸付条件が細かい

大きな違いは、大手消費者金融と比べて中小消費者金融は、まったく知らないという人がいるところでしょう。

地方のみでテレビコマーシャルを流している、公式ホームページのみで宣伝活動をしているケースもあります。また、怪しい業者だと勘違いされることもありますが、中小消費者金融の中には、10年以上の運営実績がある消費者金融も存在します。

ただし、職業によっては30万円までの融資で限度となるプラン、100万円以上は別のプランに申し込んでくださいというふうに、プランごとに審査を受け直す必要があるなど、審査そのものに時間がかかる傾向にあります。

また、収入証明書と呼ばれているものの提出が必要で、50万円以上の審査では、必ず収入証明書が求められるケースも増えてきました。中小消費者金融とは、大手消費者金融に比べて審査が甘いというわけではないので、このようなところも注意して利用するようにしましょう。